一力は名古屋市中央卸売市場の場内にある創業60年以上の新鮮な海鮮が自慢の大衆食堂です。
名古屋の台所、中央卸売市場から直接仕入れた魚の海鮮丼・刺身・定食がお値打ちに頂けるとあって、連日大勢のお客さんがつめかけます。
鮮度の良い海鮮がリーズナブルに食べれるお店です。また自分の好きなお刺身を冷蔵庫から選んで定食を作れるワクワク感も魅力だ。
そのお刺身は、ほぼぶつ切りに近いほどの大ぶりの身で、普段食べているお刺身との違いを実感できる。
メニューは
1日20食限定の海鮮ちらし丼(850円)
お刺身盛り合わせ定食(1300円)など
魚はどれもその日の朝に中央卸売市場から仕入れた新鮮なものばかりです。
なかでも一番人気は、棚から好きなおかずを2品選べる
日替わり定食(850円)
その他のメニューも豊富で、棚には煮魚や焼き魚など家庭的なおかずが並びます。
一力の創業は名古屋市中央卸市場が誕生した昭和24年。
もともとは市場関係者のための食堂だったが、味の良さとお値打ちさが口コミで広がり、徐々に一般客も訪れるようになったそうだ。
それに伴い、歴史の過程で午後1時までだった営業時間を午後2時半まで延長をして、お客のニーズに答える企業努力もしている。
一力は市場関係者の胃袋を支え、そして地域に愛される大衆食堂だと感じたでござる。
午前4時半から営業しているが、午前7時になると込み合い昼には行列ができる。予約は出来ないため相席も覚悟のお店だ。
相席が嫌な人は午前7時ごろとお昼は避けて行った方が良いであろう。
込み合う中、接客は不愛想というか「市場関係者の聖域」に足を踏み入れる感覚なので、上品な対応は期待しないほうが良い。神経質な人は避けといたほうが正解かな。
全ての雑っぽい雰囲気を、てんやわんやなアトラクションとして楽しめる人にはオススメである。
美味しさ [30点満点] |
26点 |
お得度 [20点満点] |
17点 |
接客愛情 [20点満点] |
14点 |
店内空間 [10点満点] |
8点 |
独自性 [10点満点] |
9点 |
地域密着 [10点満点] |
10点 |
総合点 | 84点 |
店舗名 | 一力 |
ジャンル | 魚介料理・海鮮料理、定食・食堂 |
住所 | 愛知県名古屋市熱田区川浪町2-22 名古屋中央卸売市場内 |
交通手段 | 地下鉄「日比野」駅より徒歩5分 日比野駅(名古屋市営)から414m |
営業時間 | 04:30~14:30 |
定休日 | 日・祝・市場休業日 |
立派な名古屋中央卸売市場本場ビル
ビル下のゲートを抜けると右手側に一力がある
赤く大きな「一力」の垂れ幕が目印
頭上にある力強く板に書かれた「一力」の文字も意気込みを感じる
メニューポップがドアと窓の一面に貼られている
入り口前の黒板は本日のおすすめメニューが書かれている
迷ってしまいそうなほどの豊富なメニューが嬉しい
海鮮ちらし丼と貝汁の最強タッグ
お刺身の盛り合わせはその日に市場で仕入れた新鮮な魚貝が並ぶ
マグロ・ウニ・イクラの3色丼
キラキラと赤が美しいイクラ丼は目でも楽しめる
かき揚げ丼と貝汁の組み合わせも良い
箸休めに小鉢もつまもう
棚にあるお惣菜を自分で選んで取るセルフ式だ
大ぶりの焼き魚や煮魚が並ぶ
大きな煮魚はシェアして食べるのも楽しい
絶品うには飯がとまらない!トロトロでまったりした舌触りで至福の時間が味わえる